裏千家・茶道資料館
茶の湯ぶらり旅(第2回)

「裏千家・茶道資料館」(写真 : 茶道資料館のHPより)に行ってきた。先日もお話したとおり、今年から茶道を習うことにしたので、その前に茶道の歴史などについて知りたいと思ったからである。JR「京都駅」で地下鉄に乗り換え、「鞍馬口駅」で下車。西へ徒歩12~3分で、資料館に到着だ。入り口正面に受付があり、チケットを購入して館内に入る。入館料は500円。1Fの蹲(つくばい)の奥の部屋と、2Fの右手奥の部屋が展示室だ。1月7日(月)から3月9日(日)まで、「新春の遊びカルタ」展が開催されている。また、1F正面の広間では、抹茶を一服楽しむことができ、2Fには「今日庵文庫」があり、茶道に関する図書を見ることが出来る。
最初に1Fと2Fの展示室で、「新春の遊びカルタ」展を見ることにした。「百人一首」(写真左 : 新春の遊びカルタ展チラシより)など、約60点が展示されているが、普通のカルタだけではない。「色絵ウンスンカルタ文香合」(写真右 : 同前)や「天正カルタ蒔絵太鼓胴」の他、カルタがデザインされた抹茶茶碗などの茶道具もある。どれも面白く、興味深いものばかりだ。また、2Fの展示室には、裏千家の代表的な茶室で重要文化財でもある「又隠(ゆういん)」のレプリカ(写真 : 茶道資料館のHPより)が作られている。
「又隠」という名前は、隠居所「今日庵」を建てた後も諸務に携わっていた千宗旦が、 再度の隠居に際して新たに造った庵、すなわち「また(再び)隠居する」という意味で付けられたようだ。実物は一般公開されていないので、このレプリカで建物の雰囲気を味わうことが出来る。
展示を見た後、「今日庵文庫」に寄り、並べられていた図書を拝見し、最後に抹茶を飲むため、1Fの広間に行った。部屋に入ると、着物を着た若いお嬢さんが、菓子を持ってきてくれた。二篠若狭屋の「鏡松」という菓子である(写真)。続いてお抹茶だ。
正面にかけられている「お軸」や茶器類について、色々と説明してくれたのだが、残念ながらすべて忘れてしまった。ただ「棗」の象嵌が、なかなかの出来である事だけは分かった。しかし、隣の席に座っていた先生方は、茶道具についてあれこれと語り合っていたので、このようなことは茶人にとって常識なのだろう。お茶を頂いた後、出口近くの書棚に置かれていた販売用の図書を見に行くと、「はじめての茶道」という中高生向けの本があったので購入し、資料館を後にした。
お正月だからであろう。私が資料館にいる間、着物姿の女性達が次から次へと訪ねて来ていた。お茶を指導する先生クラスの人達のようである。裏千家の門弟数は公表されていないようだが、その数は半端ではないだろう。初稽古もしていないのに、先走ってこのようなところを訪ねる私のような人も含まれる?
茶道資料館のHP
http://www.urasenke.or.jp/textc/gallery/tenji/index.html




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