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June 26, 2008

ベルン旧市街散策(後編)

スイス・フランス・ルクセンブルク・ベルギーの旅(第9回)

前回は旧市街にある有名な噴水11ヶ所についてお話したが、今回は私が訪れたそれ以外の旧市街の見どころについてご案内する。

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第一は「大聖堂」である(写真左)。1421年に着工し、1893年に完成、後期ゴシック様式だ。内部拝観は午後4:00までだったので、残念ながら見ることはできなかった。「聖書の一場面を描写したステンドグラス、5,040本のパイプを持つパイプオルガン(1726年作)などは必見」(地球の歩き方「スイス07~08」より)というから、ますます残念である。もうひとつの見どころは、正面入り口にある「最後の審判」のレリーフだ(写真中左)。「ベルンでは、宗教改革のときに聖画像破壊が激しくおこなわれたが、奇跡的にこの素晴らしい234体の彫刻群はほとんど無傷で残された」(世界歴史の旅「スイス-中世都市の旅―」より)との事。このレリーフを詳しく見ると、「一番外側のアーチ中央に裁き人キリストがいて、その左右にマリアと洗礼者ヨハネが執りなしをし、その下にはそれぞれにシンボルをかかえた十二使徒の彫刻が見える。二番目のアーチには8人の預言者たち、三番目のアーチにはキリストの受難具をかかえた5人の天使がいる(写真中右)。タンパンではまさに「最後の審判」の主要シーンが演出されている。丸窓の両脇には天使がトランペットを吹き、審判の開始を知らせている。シーンの前面では大天使ミカエルが善悪の秤をさげ、大きな刀を振り上げている。彼の左側(向かって右側)では永劫の罰を受けた者たちがあらゆる拷問を受けている。凍った川に閉じこめられた者、舌で絞首刑台に吊るされた者、業火に焼かれる者が描かれる。他方、ミカエルの右側では選ばれた者たちが至福の顔をして描かれている。金色の天国への門があり、天使が王冠を持って迎えている(写真右)」。「扉の左右には5人の賢い乙女と5人の愚かな乙女の立像がある。その典拠は新約聖書(マタイ伝第25章)の花婿を待つ乙女のたとえ話である」(写真下左 : 賢い乙女・下右 : 愚かな乙女)。「つまり、最後の審判を迎えるためにはつねに準備を怠ってはならないという警告として10人の乙女の話はあるのである」(世界歴史の旅「スイス-中世都市の旅―」より)との事。
なお、ここに見られる234の彫刻のうち、大きな彫刻はすべてレプリカで、オリジナルはベルン歴史博物館にある点ご留意を。

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第二は「時計塔」だ(写真左・写真右 : 仕掛け時計)。「メインストリートのど真ん中で1218年から時を刻んできた時計塔で、ツィットグロットの愛称で市民に親しまれている。当時はここが町の西の端て、この塔が西門だったという。天文時計と仕掛け時計は1530年の作」(地球の歩き方「スイス07~08」より)との事。「仕掛け時計は毎正時4分前から動き出し、雄鶏が時を告げ、ベルンのシンボルである熊の行列が踊り、道化師が鐘を鳴らす」(世界歴史の旅「スイス-中世都市の旅―」より)という。

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第三は「牢獄塔」である(写真左)。「時計塔が造られた後、ベルンの町はさらに拡張を続け、1256年、新たな西門として作られたのがこの塔。1641年~1897年に牢獄として使用されていた」(地球の歩き方「スイス07~08」より)との事。
第四は「連邦議事堂」だ(写真右)。「ベーレン広場の南側、川沿いに建つシンメトリーの建物。20世紀初頭に完成したもので、現在もここで国会の上院、下院と州議会が開かれている」、「議事堂の前の広場はブンデス広場と呼ばれ、マーケットなど様々なイベントが開かれる」(地球の歩き方「スイス07~08」より)という。

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第五は「展望台」である(写真左)。ここは翌朝に訪れたのだが、この場でまとめてご案内しておく。「ここは1334年以降に作られた高台で、15世紀中頃まで墓地に利用されていた。宗教改革のときには破壊された聖画像がここに積み上げられた。その後は菩提樹、ついで橡(とち)の木が植えられ、現在では市民のさまざまな催し場になっている。ここから見下ろすアーレ川と対岸の景色は見逃せない」(世界歴史の旅「スイス-中世都市の旅―」より)という(写真右)。

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最後は「ニーデック教会」だ(写真左)。「この教会は13世紀に破壊されたニーデック城の跡に作られ、14世紀中頃に最初の建築があったらしい。教会の脇にはベルンの建設者ベルトルト5世の像がある」(世界歴史の旅「スイス-中世都市の旅―」より)(写真右)。

旧市街の散策を終え、待ち合わせ場所である「連邦議事堂」の前に行くと、バスが待っていた。まだ誰も来ていない。5分ほど待つと、添乗員と一緒にツアーメンバーが戻って来た。約10分でホテルに到着。夕食の午後7:00まで30分あまりあったので、入浴して疲れを取る。
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夕食の会場は、ホテルのレストランだ。メニューは次の通り。
・ スープ(クリアコンソメ)(写真左)
・ メイン(ソーセージ・ベーコン・ザワークラフト)(写真中)
・ デザート(アップルタルト・アイスクリーム)(写真右)

(参考文献)
・ 世界歴史の旅「スイス-中世都市の旅―」(森田安一著)[山川出版社刊]
・ 地球の歩き方「スイス07~08」(地球の歩き方編集部編・刊)
・「City Map(ベルン市街図)」(Key Partners Bern Tourism編・刊)

大聖堂のHP
http://www.bernermuenster.ch
時計塔のHP
http://www.zeitglockenturm.ch/index.php?article_id=1&clang=1
連邦議事堂のHP
http://www.parlament.ch

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