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January 07, 2009

チュニジア一周の旅(準備編その6)

チュニジア一周の旅(準備編その6)

第6日目の予定は、早朝からラクダでサハラ砂漠を観光し、朝食後「マトマタ」に向かい、昼食の後、ベルベル人の穴居式住居を見学、そして「スファックス」に行くというもの。

ドゥーズは、広大なオリエンタルエルグ(砂丘)の北側の縁にあるサハラの入口の町。「フランス統治時代、第12外人部隊が駐屯していたという軍事的な意味合いが強い町であり、「ドゥーズ」という名もフランス語の12(DOUZE)という単語からついた」(「素晴らしい世界の国々 ガイドシリーズ2 チュニジア」より)との事。かつては、遊牧民(ノマド : Nomades)と定住する人々(オアシスの人々 : Oasiens)が出逢う町、いろいろな砂漠の部族が集まっては散って行く砂漠の交差点であったという。現在はサハラ観光の中心地となっている。

Photo
街の中心から南西に3kmほど進んだオアシスの端に、「ツーリスティックゾーン」がある。我々の泊まるホテルはこの一角にあり、ラクダ乗り場もこの近くにあるようだ。ラクダにはエジプトやトルコ、鳥取砂丘などで乗ったことがあるので、私にとって珍しい体験ではないが、朝焼けで辺り一面真っ赤に染まる光景をラクダの背から見ている自分を想像すると、今から興奮してしまう。非常に楽しみだ(写真 : 旅行会社案内より)。

ところで、ラクダに乗る場合、注意しなければならないことがある。ひとつはラクダに乗る時である。鳥取砂丘ではラクダの背の高さまで上れるステップが用意されていたので問題は無かったが、エジプトやトルコではいったんラクダを座らせ、お客が乗った後立ち上がるのだ。このラクダの立ち上がる時が要注意なのである。後ろ脚から立ち上がるので、前に振り落とされそうになるのだ。座席前に突き出た棒のような支えをシッカリ掴んで、踏ん張らなければならない。二つ目はラクダのヨダレである。ラクダはいつもヨダレを垂らしており、時々首を大きく左右に振るので、ラクダの顔をウッカリ覗き込んでいると、ヨダレでベタベタにされてしまうことがあるのだ。三つ目はラクダのオシッコ。ラクダの後ろ側にボ~と立っていると、突然しぶきのようなオシッコをするラクダ。スプレーのようにかかるので、あまり近づき過ぎない方が良い。

ドゥーズでは、「サハラ博物館」にも行ってみたいが、開館時間が午前9:30~午後4:30なので、立ち寄る時間はなさそうだ。

LOOKLEX Tunisia(ドゥーズ)のHP
http://looklex.com/tunisia/douz.htm

8.マトマタ

ドゥーズでの砂漠観光の次は、「マトマタ」である。ドゥーズから東へ約100kmにある町。12~13世紀頃、過激なアラブ・イスラムである「ベドウィン」や「ベニースライム」、「ベニー・ヒラール」に追われたチュニジアの先住民族のベルベル人が、この山岳地に逃れ、住み着いたのが町の始まりだと言われている。

① ホテル「シディ・ドリス」(写真 : ホテル「シディ・ドリス」(昼食会場)のHPより)

SididrissbarPhoto_2

到着後、まず昼食である。会場はホテル「シディ・ドリス」のレストランだ。このホテルは、後でお話しするベルベル人の穴居住宅だったところを改装したもの。メニューは「クスクス」と「ブリック」。チュニジアの代表的料理だけに楽しみである。
ところで、映画「スターウォーズ」ファンの方であればご存知だと思うが、この場所でスターウォーズのロケが行われたのだ。「地球の歩き方 08~09 チュニジア」によると、「「スターウォーズ」シリーズの4本に出ていたチュニジアで最も有名なロケ地。スターウォーズファンの聖地とも称される。特徴的な穴居住宅を利用したホテルは「エピソード4新たなる希望」で、ラーズ家の住宅として登場(ダイニングでルークが青いミルクシェイクを飲むシーンなど)。なお、撮影で使われたホテル内のバーは「スターウォーズバー」と名付けられ営業している」との事。我々が昼食を取るレストランのあるホテルが撮影に使われたところなので、詳しく見てみたいと思う。ちなみに、私はスターウォーズの映画を見たことが無いので、チュニジア旅行から戻ったら、見てみようかと考えている。

ホテル「シディ・ドリス」(昼食会場)のHP
http://www.rando-tunisie.net/Photos/Hotel-Sidi-Driss.htm
Hotel Sidi Dress Photo・Declan McCllagh photographのHP
http://www.mccullagh.org/photo/1ds-4/hotel-sidi-driss

② 「ベルベル人の穴居住宅」(写真 : LOOKLEX Tunisia(マトマタ)のHPより)

Sididrisstatooine
地面に月面クレーターのように開く穴。穴の側面には横穴が掘られ、そこが住居となっている。これが有名な「穴居住宅」だ。当初は外敵から身を隠すのが目的だったが、この土地の風土に合った夏に涼しく、冬暖かい住居だったことから、村にまで発展していったという。しかし、ここの住民の大半が、1961年にチュニジア政府の作った新マトマタに移住させられたので、現在ここは観光用の施設と言っても良いような状況になっている。先に昼食で訪れたホテル「シディ・ドリス」もその一つだ。

Matmata03
住居の多くは2階建てになっており、1階は住居、2階は倉庫として使われることが多いようだ。住居部分は、寝室、台所などの部屋に分かれており、夏に涼しく、冬暖かいというから、穴居住宅といっても、結構快適な生活が出来るのではないだろうか(写真 : 前掲HPより)。住宅の入り口には、人間の手の紋章がみられるとの事。これは「ファティマの手」と呼ばれる魔除けや幸運を呼ぶとの意味があるらしい。「素晴らしい世界の国々 ガイドシリーズ2 チュニジア」によると、「そもそもはフェニキア人が魔除けとして使い始めたという説があるが、マグレブ地方のイスラム化が進むとイスラム預言者ムハンマドの娘ファティマと、5本の指をイスラム五行(信仰告白・礼拝・喜捨・断食・巡礼)の象徴を絡ませてファティマの手とよばれているという。その手の横に描かれる魚も海の商人・フェニキア人の間ではシンボル的に使われており、それがファティマの手とともに魔除けのシンボルとして受け継がれてきたもの」との事。この「ファティマの手」も見逃せない。

LOOKLEX Tunisia(マトマタ)のHP
http://looklex.com/tunisia/matmata.htm
ベルベル人の穴居式住宅
http://fr.wikipedia.org/wiki/Troglodyte


9.スファックス

「ベルベル人の穴居住宅」の見学を終えた後は、地中海に面した町「スファックス」に向かう。マトマタから北東へ約200km。スファックスは、チュニジア第二の都市である。本日宿泊するのは、街の中心部にある4つ星ホテル「メルキュール・スファックス」だ。白を基調とした明るい雰囲気のホテル。ゆったりとくつろげそうである。また、
メディナとは200m程しか離れていないので、少しの時間を利用して観光することもできそうだ。スケジュール表にスファックス観光は予定されていないので、朝の時間の利用も考えたいと思う。

メルキュール・スファックス
http://www.accorhotels.com/gb/hotel-6294-mercure-sfax/index.shtml
LOOKLEX Tunisia(スファックス)のHP
http://looklex.com/tunisia/sfax.htm

(参考文献)
・「チュニジア」(チュニジア政府観光局・チュニジア大使館観光文化部)
・「地球の歩き方 08~09 チュニジア」(地球の歩き方編集室編)[ダイヤモンド・ビッグ社]
・「素晴らしい世界の国々 ガイドシリーズ2 チュニジア」(ビッグボーイ編集部編)[楽天舎書房]


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