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February 05, 2009

ラクダに乗ってサハラ砂漠観光

チュニジア一周の旅(第11回)

6日目[1月14日(水)]

5:30 起床
5:45~6:00 ホテルのレストランで朝食
7:00~7:05 バスでラクダ乗り場まで移動
7:15~8:12 ラクダに乗って砂漠観光
8:15~8:23 ラクダ乗り場からバスでホテルへ
8:40~9:15 ホテルのレストランでお茶を飲む
9:32 バスでホテルを出発
10:40~11:00 タマズレットの「Café Portail Sahara」で休憩/その後バスで移動
11:12~11:37 マトマタの「穴居住宅」観光/その後バスで移動
11:45~13:08 「Hotel Sidi Driss」のレストランで昼食・ホテル内観光/その後バスで移動
14:55~15:10 「Café Pizzeria Flamingo」で休憩/その後バスで移動
15:56 バス下車
15:58~16:30 スファックスのカスバ見学/その後徒歩で移動
16:35~17:20 魚市場見学/その後メディナ内を徒歩で見学・移動
17:20~18:00 「スファックス博物館」見学/その後徒歩で移動
18:20~19:00 ホテルに到着後入浴
19:00~20:00 ホテルのレストランで夕食
20:00~20:20 「モノプリ・スーパー」見学
20:20~21:25 資料整理
21:25 就寝

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今日は、ラクダに乗って見る、夜明けのサハラ砂漠観光で始まる。スケジュール的には、砂漠観光から戻ってから朝食を取れるようになっていたが、私はいつもどおり、先に朝食を頂いた。レストランは午前5:00にオープンする。夜明けのサハラ砂漠観光に合わせているのだろう。しかし、夏場ではないこの時期の夜明けは午前7:00ぐらい。このように早くからオープンする必要はないように思えるのだが。朝食はブッフェ形式。料理を採りに行くと、何か寂しい(写真左・中左・中右)。まだ準備が不十分のようだ。何度食べても良いとの事だったので、軽く食事を済ませ、観光から帰って来て、もう一度食べることにした(写真右)。もう少しメニューが増えていることを期待して。

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午前7:00に、予定通りバスでラクダ乗り場まで移動を始めた。ラクダ乗り場とは250~300mしか離れていないので、数分で到着。バスへの乗り降りを考えると、歩いた方が早かったのかもしれない。乗り場の建物(写真左・中左 : 建物内部)を通り抜けると、砂漠が広がっていた。空には月が出ている。雲一つないので、綺麗な朝日を拝むことが出来そうである。ラクダはまだ来ていない。しばらくすると、ラクダ使いに連れられ、数頭のラクダが集まって来た(写真中右)。どのラクダに乗るのかは、性別や体型等を見て、ラクダ使いが決める。ラクダにも個性があるようで、気性の荒いラクダ、オットリしたラクダ、小柄なラクダ、堂々としたラクダ、ヨダレばかり垂らしているラクダなど、見ていて面白い。一頭のラクダが、口輪を嵌められていた。ジャジャ馬(?)のようである。ツアーのメンバーの方々は、ラクダ使いの指示に従い、順番にラクダに乗り始めた。7番目ぐらいに私の番が来た。体は大きいが、一番オットリした感じのラクダである。背中の鞍に跨ると、ほとんど前傾させられることなく、スッと立ち上がった。いよいよスタートである。初めに乗った人たちは、すでに砂漠の中に出て行っていた(写真右)。ゆっくりだが彼らに追い付き、集団で砂漠観光である。丁度その頃、太陽が地平線から昇って来た(写真下左)。少し雲が出てきたが、日の出には影響はない。美しく輝く太陽。周りには何もないので、地平線に昇る太陽を見ることが出来る。なかなか経験できないことだけに、私はワクワクしていた。10~15分歩いたところでラクダを降り、記念撮影することになった。ラクダ使いやラクダ達と一緒に写真を撮る(写真下中左・下中右)。面白いと思ったのは、日の出を背にして写真を撮っている自分自身の影だ。長く、長く、砂の上に影が伸びている(写真下右)。今の生活の中では、見ることが出来ない。記念に砂漠の砂を集めていると、ラクダ使いの人がやって来て、
「そんなのはダメ、ダメ」
「え!」
「ここのを採らないと」
と言いながら、砂を深く掘りはじめた。昨晩、雨が降ったので、砂漠の表面の砂が固まっていたのだ。前腕の3分の2が見えなくなるぐらいまで掘ってから砂を掴み、目の前でサラサラと砂を流して見せてくれた。私も手を入れてみると、これまでに無かったような感触。これまでに触った砂の中で、一番細かいと思ったのは、モルジブ・バンドスアイランドのビーチの砂だったが、それよりもさらに細かい。雨が降れば、固まるはずである。私はフィルム・ケースを取り出し、それにこのサハラ砂漠の砂を詰めた。10分ほど楽しんだ後、ラクダ乗り場に戻ることになった。

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日は地平線を離れ、眩しい輝きを放っている。私の乗っているラクダは本当に大人しく、ユッタリと歩いてくれたが、他を見ると、急に走り出すラクダや声を荒げるラクダもいた。また、鞍から落ちそうな格好で乗っている人もいる。良いラクダに乗ることが出来たのは、ラッキーであった。約1時間でサハラ砂漠観光を終え、バスでホテルに戻った(写真 : サハラ砂漠観光中のラクダ他)。

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ホテルに戻ってから、しばらくプールサイドなどを歩いた後(写真左)、再びレストランで軽く食事を頂いた。メニューはほとんど増えていなかったので、少々期待外れであった。本日はこの後、「マトマタ」の「穴居住宅」を観光し、その後「スファックス」に向かう予定である。午前9:30頃、ホテルバスで出て、東に走る。「スファックス」へ約100kmだ。道の両側には礫砂漠が続き、その向こうには地平線が見える(写真中左)。この辺りはもともと砂岩と花崗岩からなるが、最高気温80度、最低気温は氷点下という激しい気温差から、岩は崩れて礫になり、さらにそれが崩れて砂になるのだという。砂漠というと、先ほどラクダに乗って観光したような砂丘地帯を想像するが、サハラ砂漠では実際の砂丘は約7分の1に過ぎず、残りは岩砂漠や礫砂漠だという。1時間ほど走ると、所々にヤシの木が見え始める。オアシスと言うほどの規模ではないが、砂漠の民にとっては休息地になるのだろう。しばらくすると、「タメズレツト」の街に入った。あと7~8kmで「マトマタ」だが、ここで休憩することになった。添乗員の話によると、「アーモンドティー」や「マルガト」という15cmぐらいの長さがある菓子が、この辺りの名物との事。「Café Portail Sahara」(写真中右・右 : 店内)というお店に入ると、水煙草をふかしている方がいた。絵になるので、本人の了解を得て写真を撮らせてもう(写真下左)。「Cafe」の隣には、「Boutique Touarge」という土産物店がある。ここでは「ファティマの手」をデザインしたタイル(写真下中左)や、ナブール焼の食器類(写真下中右)、砂漠のバラ(写真下右)などが売られていた。

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お店の屋上に上がれるとの事だったので、急いで外の階段を昇り、屋上から周りを見渡してみた。周囲にはレンガ造りの家が建っている(写真左)。ある家では、囲い込みの中で羊を飼っていた(写真中左)。周囲は礫砂漠。厳しい環境である。砂漠には緑が見えるが、棘のある草花だ(写真中右)。ラクダはこれらを餌にするというから驚きである。しばらくすると、羊飼いが羊の群れを連れてやって来た(写真右)。珍しい光景なので、買い物に夢中になっていたツアーメンバーの方々も、写真を撮るため外に出てきていた。約20分の休憩の後、マトマタの「穴居住宅」に向かった。

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バスで7~8分走ると、横穴式の「穴居住宅」が見え始めた(写真左・中左)。この辺りは標高800mぐらい。「穴居住宅」は何軒もあるのだが、そのうちの一件にお邪魔した。ガイドの話によると、マトマタの人口は2~3,000人と推定されているとの事。だが、役所もなく、人口管理されていないので、本当のところは分からないようだ。私が穴を掘り、家を作って住人になっても、きっと分からないであろう。でも、とても私が暮らせるような環境ではなさそうだ。お邪魔したお家の入り口にはテントが張られ、その向こうにはラクダが繋がれている(写真中右)。出入り口の傍には、井戸があった。降った雨水が溜まるように、溝と繋がっている(写真右)。その隣には石窯だ(写真中段左)。玄関口の上には、魚と「ファティマの手」が描かれている(写真中段中左)。中に入ると、幾つもの横穴式の部屋を見ることが出来る(写真中段中右)。すると、ここの家の住人が3名現れた。おばあさんと娘、そして娘の息子である。おばあさんの名は「ジィーナ」、娘さんは「ファティマ」、そしてその息子は「ザーバ」との事。ジィーナさんは、パンを焼くための粉ひきの様子(写真中段右)を見せてくれ、我々にも体験させてくれた。さらにその粉を使って焼いたパンの試食である。オリーブオイルに漬けて食べる。アッサリした味だ。続いてファティマさんが、各部屋を案内してくれた(写真下段 : 各部屋の様子)。

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最後は、「穴居住宅」の横にある階段を上り、上から下を眺めた。下から見ていた以上に深い穴だ。下からジーナさんが見上げている(写真)。20分ほどで見学を終え、昼食会場であるホテル「シティ・ドリス(Hotel Sidi Driss)」に向かった。

ベルベル人の穴居式住宅
http://fr.wikipedia.org/wiki/Troglodyte

(参考文献)
・「チュニジア」(チュニジア政府観光局・チュニジア大使館観光文化部)
・「地球の歩き方 08~09 チュニジア」(地球の歩き方編集室編)[ダイヤモンド・ビッグ社]
・「素晴らしい世界の国々 ガイドシリーズ2 チュニジア」(ビッグボーイ編集部編)[楽天舎書房]


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