March 30, 2005

定年退職したら何しましょ !

2007年問題まであと2年

何十年もサラリーマンをしていた人が会社を辞めると、違った生活が待っている。
まず、朝必ず決まった時間に起きる必要はない。通勤に使う時間は不要、体力の消耗もない。
朝食を抜いていた人も、また夜遅くしか食事の取れなかった人も、規則正しく食事できる。
通勤途上で買う新聞や雑誌は、インターネットや図書館で読むので買わない。
営業で外出するとパンや缶ジュースを買ったりしていたが、これも要らない。
昼は外食もしくはコンビニ弁当だったが、これも無し。自分でスーパーに行って食材を購入し自炊すると、スゴク安く付く。
サラリーマンの衣装であるスーツも要らない。いや、数着あれば良い。靴もカジュアルなものを買うので、ビジネスシューズは不要。
私のような生活をすると、個人消費は下がってしまい、景気に良くない。
では、何にお金を使うのか? 私の場合は、株取引のための証券売買手数料、趣味のコイン購入、旅費、研究のために使う書籍などである。
何を詰まらない事ばかり述べているのだとお叱りを受けそうだ。
しかし、2007年問題まであと2年である。いわゆる”団塊の世代”の退職である。人口の多い世代の消費行動が全く変わってしまう可能性があるのだ。
今の”団塊の世代”はインターネットも使えるし、アメリカ的価値観を持つ人も多いので、これまでの退職者の行動とも異なるように思う。
さて、そうなると新しい消費ニーズが生まれる一方、売れ行きが大幅に落ちるところも出てくるだろう。
引退する方の退職金の額やローンの有無によって使える余裕資金は異なるが、旅行や趣味にお金を使う方が増えるのではないか?
趣味も、子供の頃に憧れていたが、お小使いでは手の届かなかったことを始めたり、仕事を持っていた頃は中途半端にしか出来なかったことを、プロフェッショナルなレベルを目指して頑張ったりとか、色々と考えられる。
いずれにしても新しいマーケットが生まれる可能性は大だ。ビジネスチャンスである。このマーケットを狙って小さなビジネスを始めるのも退職後の生活の一つの選択肢かもしれない。
何もしたくないのですか? そのような方には、「濡れ落ち葉」コースがありますが・・・・。

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January 18, 2005

私は何がしたいの??

My「今日の出来事」(5) 平成17年1月18日(火)
今朝テレビで「プチ・リタイア」をテーマにした番組を放送していた。20~40歳で完全にリタイアするのではなく、少しだけ働きながら自分の好きなことをして過ごすという「プチ・リタイア」。豊かな時代だから選択できる生き方ではないだろうか。
番組では、まず20代で「プチ・リタイア」し、最近リタイアした父親と一緒に家庭菜園を楽しんでいる人を紹介。次に30代で2,000万円を貯めリタイアした人が紹介された。夫がリタイアしてから、妻は夫と一緒に過ごし会話する時間も増えたので、それまでイライラしていたのが収まったという。また、リタイアした本人も子供と接する時間が増えて毎日幸せに暮らしている。最後に紹介された男性は、子供の頃、彼の父が事業に失敗したため貧乏な生活を経験した。お金の無い惨めさが身に沁みていたいたので、若くして働きに出てサラリーマンになったが、「お金のために働かされるのはいやだ」という強い思いで起業、そして成功し「プチ・リタイア」する。現在は不動産収入が年3,000万円ほどあり、カイト・サーフィンのプロになるためトップ・サーファーが集まるハワイ・マウイ島に住んでいる。
テレビを見て感じたことは意外と簡単に「プチ・リタイア」出来るのではないかということだ。自分が満足できる生活に必要なお金というのはそれほど大きなものではないのかも知れない。自分が何をしたいのかをよく考え、そのためにお金がいくら必要で何をすべきかを計画し実行すれば、それほど難しいことではないように思えた。
ちなみに、最後に紹介された男性は「ハワイ プチ富豪の成功法則」を著したヒロ・ナカジマという人物である。なお、私はまだこの本を読んでいない。
ついでに付け加えると、番組のアナウンサーが言っていた言葉が印象に残ったので紹介する。「仕事をやめたら他にしたい事がない」と・・・・。

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January 05, 2005

あなたは自由人と不自由人のどちらを選びますか

ユダヤ人大富豪の教え(幸せな金持ちになる17の秘訣) 本田健(著)

最近書店で「金持ちになるには」とか「成功するには」と言ったようなサクセス本を良く見かける。しかし私は何故かこの種の本をあまり読まない。ではなぜ本書を読むつもりになったのか?それは丁度「これからどのようなセカンドライフを送ろうかな」と考えている時に何気なく本書を手に取り立ち読みしていると、「世の中には、二通りの人間しかいない。自由な人と不自由な人だ。」と言う一文が目に飛び込んできた。これが本書を読み始めるキッカケとなった。続いて「自由人は毎日、自由、チャンス、豊かさ、楽しさ、与える喜び、感謝に満ちて生活している。」と書かれていた。益々興味を引いた。そして自由人は「株・債券・貯金の配当を得る人」・「特許・ライセンスなどを持つ人」・「マンションや土地から家賃収入を得る地主」「印税の入る作家・画家・アーティスト」などであり、不自由人は「会社員・公務員」・「大企業の社長・役員」・「自営業者」・「自由業(医者・弁護士・会計士など)」・「中小企業の経営者」などであると述べられている。「ん・・・・」と私は少し考え込んでしまった。更に読み進めると「収入の多さと自由人であるかどうかは関係がない」、「自由人と不自由人では、人生のルールが違う」と言う言葉をみて全部読んでみたいと思い本書を購入した。
わが国では「勉強ができ、いいキャリアを持つことが成功=幸せにつながる」と思い勝ちであるが実はそれは不自由人への最短距離なのではないか、そして「そうだ!私は自由人になりたかったのだ」と気づいた。では自由人になるにはどうすればよいのか。それは・・・。
本書を読んでみて頂きたい。全部で17の秘訣として纏められている。
第一の秘訣:社会の成り立ちを知る
第二の秘訣:自分を知り、大好きなことをやる
第三の秘訣:ものや人を見る目を養い、直観力を高める
・・・・・・
第十七の秘訣:人生がもたらす、全てを受け取る
読者の置かれている環境によって本書を読んでの感想は異なると思うが、私にはジャストタイミングの出会いであった。一度本書を手にしてみては如何だろうか。


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January 04, 2005

ゆとりある老後のためには

ゆとりあるマイ・セカンドライフ バージニア・B・モリス(著)、柳谷孝(監訳)

本書は米国におけるファイナンシャル・リテラシーの専門家バージニア・B・モリス著「Creating Retirement Income」の翻訳版です。本書の翻訳者である柳谷孝氏は野村證券に勤める金融のプロで、原書のなかで日米の違いが大きすぎ一般の読者にとって必ずしも精通する必要が無い部分は割愛するとともに、日本におけるデータや制度については「解説」として付け加えるなど工夫を凝らしています。
わが国では昨年から年金問題がクローズアップされていますが、アメリカでも同様伝統的な確定給付型年金は衰退しつつあり首都ワシントンでも公的年金の改革が話題になっているようです。若い世代にとって老後は先の事なので関心を示さない方もいますが、そうでない方もセカンドライフに必要なお金をどうやって貯めるかと言うことに関心が向いています。本書の序文にもありますように、このような方たちへアドバイスする書籍・資料は沢山ありますが、退職が近づいてこれまでに蓄えたお金をどうすべきか等退職後の資金についてわかりやすく説明された書物はあまり無いように思えます。本書は間近に迫る退職後のセカンドライフで必要なお金の蓄え方・使い方についての知識やノウハウを提供してくれます。
本書は絵本のようなイメージで1つのテーマを2ページ見開きで取り上げているため、好きなところ・興味のあるところから読み始めることが出来ます。私は「アーリー・リタイアメント」・「自分の時間」・「経済的に自立する」といったお金の蓄え方・使い方とは直接関係のないような項目から読み始めました。各人興味は異なると思いますので、まず全体をパラパラ見てから読み始めるのも良いのではないでしょうか。
充実したセカンドライフを送るにはお金の裏づけは欠かせません。本書を読めば銀行員やファイナンシャル・プランナーより詳しくなれますので、退職間近の方には特にお薦めいたします。


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January 02, 2005

定年を迎える前に考えよう

50代からの選択 大前研一著

本書は最近少々丸くなったと言われている論客大前研一氏が著した書。サラリーマン人生も先が見え退職の近い50代サラリーマンに対しアドバイスする。どのレベルまでを先が見えたと言って良いのか一概には言えないが、経営者で無い限り本書を読む人は一様に自分に該当すると思うのではないか。
ところで本書の内容を見ると大きく3つに分けられる。
第一に、サラリーマン以外何も出来ない生活を送って来たとしても50代は年金も貰える
「勝ち逃げ世代」なので退職後新たなリスクをとってまで起業するのはお薦めできないと著者は言う。
起業する人は20代で何らかの形で事を起こしている。サラリーマン生活を送っている人も勤務先で必要とされる大概の仕事は30代前半までにマスターしている。その頃が独立の最後のチャンスである。その後もサラリーマン生活を続けると、待っているのは50代前後になれる管理職に辿り着くまでの虚しい「社内営業」に力を費やすだけの15年間であり、定年を迎えても独立・起業するだけの力は身に付かないのである。また現在の50代は40代と異なり、年金が確保され、しかもバブルの少し前に住宅を購入、住宅ローンも何とか定年前に終えられることから退職後に新たなリスクを取る必要はないのである。
第二は、先が見えたサラリーマンの場合ここから一発逆転を狙うのではなく、自分自身を見つめ等身大で無理をしない人生を歩むことが重要である。
「もうひと花咲かせる」と力んで苦労を背負い込まず、会社に勤められることに感謝し、会社のため縁の下の力持ち的存在であれと著者は言う。一方で会社が倒産して無くなることや子会社・関連会社に行かされることも考えてサラリーマン生活の棚卸をすることも薦めている。自分に何が出来るかを把握していることが必ず役に立つからである。しかし「おれはまだまだ捨てたものじゃない」と言う人には転職も選択肢である。但し転職先のセレクトは重要であり、二つぐらい挌下の会社に行くことが良いとしている。大会社でのノウハウや人脈を持っているので「得難い人材」として大切にされるというのである。また地方の会社に行くのも格下の会社に行くのと同じ効果があると指摘している。
いずれにしても「会社人間」である自分に見切りをつけ「もったいない」と思わずにリセットする事が重要であると著者はアドバイスする。
 第三に「第二の人生」の準備をすることである。
まず、資金面で人生のバランスシート作りを薦めている。年金も貰えローンも終わっていれば先に見たとおり50代は「勝ち逃げ組」なので無理をすることはないのである。
次に何より大切なのが、趣味などやりたい事は先に延ばさず直ぐにやることである。退職してから始めようと思っていたことを退職後に始めてみると実は以外に好きではなかったことが分かったりするので、仕事が忙しいと言わずに直ぐに始めることを薦めている。
最後に退職後は新たなリスクは抱え込まないことが重要であると指摘している。起業や新たな借金をするのは良くない。「勝ち逃げ組」の50代は自ら幸運を手放す必要はないからである。「退職後に仕事をする場合はあくまで趣味の一つと考えよ」とまで著者は言う。また、退職後のメシの種にするため資格を取るのもお薦めではない。資格は取って直ぐに商売になるものではないからである。むしろ資産運用の勉強が重要である。これからの生活がかかっているので大学受験と同じくらいのエネルギーを使ってでもすべきであると述べている。
退職後は無理をせず、自分の好きな事をして過ごすべきであり、そのためには退職前からしたい事を始めてみること、また生活の裏づけとなる資産運用の勉強はしっかりすることを著者は本書を通じて読者にアドバイスしている。
2007年問題と言われるようにこれから退職する「団塊の世代」は退職後の人生をどのように過ごすのかを考えなければならないが、その際本書は大いに参考になると思う。

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